レッドブル・ザルツブルクのドイツ代表FWカリム・アデイェミが来夏にステップアップする可能性が高まっているようだ。ドイツ『Sport』が伝えた。
2018年夏にザルツブルクと契約したアデイェミは驚異的なスピードを生かしたドリブル突破が魅力のセンターフォワード。今季はここまで公式戦22試合に出場して15ゴールとセンセーショナルな活躍を披露し、9月にはドイツA代表への初招集を受けると、カタール・ワールドカップ欧州予選のアルメニア戦でデビュー弾を挙げていた。
そんなアデイェミについて、クラブの会長を務めるハラルド・リュルツァー氏は「私たちは彼と長期契約を結んでいる。カリムは来夏に次のステップに踏む可能性があることは理解している。私たちはそれの邪魔をしたくない」と来夏の移籍を示唆し、選手の意向を尊重することを明かしている。
また、バルセロナやボルシア・ドルトムントなど複数クラブが視線を注ぐアデイェミの移籍金に関して、「もし、明日誰かが本当に非常に高額なオファーを提示してきたら、我々のスポーツディレクターとマネージングディレクターが検討するだろう」と契約解除金が設定されていないことを強調している。
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