財政難抱えるも…バルサ、ザルツブルクFW獲得に向けてオファーを提示済み?

　バルセロナがレッドブル・ザルツブルクのドイツ代表FWカリム・アデイェミの獲得に向けて動き出しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

　2018年夏にザルツブルクと契約したアデイェミは驚異的なスピードを生かしたドリブル突破が魅力のセンターフォワード。今季はここまで公式戦22試合に出場して15ゴールとセンセーショナルな活躍を披露し、9月にはドイツA代表への初招集を受けると、カタール・ワールドカップ欧州予選のアルメニア戦でデビュー弾を挙げていた。

　ウイングでもセンターFWでもプレー可能な売り出し中のアデイェミ獲得に向けて、バルセロナは多額の負債が明らかになっているにも関わらず移籍金4000万ユーロ（約51億9000万円）のオファーをザルツブルク側に提示したという。ジョアン・ラポルタ会長は今冬に3選手を補強したいと考えており、中でも前線の強化にプライオリティを置いているとのことだ。

　また、アデイェミに対してはバルセロナだけでなく、バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントなど複数クラブも視線を注いでいるとみられている。ドイツ方面の情報によれば、ドルトムントもドイツ代表FW獲得に向けてオファーを提示しているというが、バルセロナが提示した4000万ユーロのオファーには達していないとのことだ。