明治安田生命J1リーグの浦和レッズは14日夜、元日本代表MF阿部勇樹(40)の現役引退を公式発表している。その中、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が同選手に対して労いのメッセージを送った。
リカルド・ロドリゲス監督は16日朝にSNSを更新。スーツ姿の同選手の横顔をアップするとともに「あなたのコーチであることは喜びそのものです。ともに過ごした数週間にわたり、あなたがサッカー全般、特に日本での試合にもたらしたすべての物事を、我々が楽しみ続けられることを願っています。 幸運を祈っています、阿部勇樹! これほどの素晴らしい1年を(もたらしてくれたことに)感謝しています」と投稿している。
これには、浦和レッズのサポーターから「最高の監督!」、「監督の愛が溢れている」とリカルド・ロドリゲス監督を称えるコメントが多く寄せられているほか、改めて阿部勇樹を労う言葉も届いている。
なお、阿部勇樹は浦和レッズ在籍時の2010年に日本代表の一員としてFIFAワールドカップ・南アフリカ大会に臨むと、大会終了後に当時フットボールリーグ・チャンピオンシップ(現EFLチャンピオンシップ:イングランド2部)に所属していたレスター・シティへ完全移籍。イングランドでおよそ1年半にわたりプレーし、2012年1月に浦和レッズへ復帰すると、数シーズンにわたり主力として活躍。2016年のYBCルヴァンカップや2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献するなど、チームの精神的支柱として大きな役割を果たしていた。
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