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シンガポールプレミアリーグのライオン・シティ・セーラーズは15日、韓国代表FWキム・シンウク(33)の獲得を公式発表している。
身長196cmをほこるキム・シンウクは、Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代と全北現代でプレーした経験があり、これまで2度AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルを獲得。韓国代表の一員としても、FIFAワールドカップ・ブラジル大会やロシア大会に出場した実績を持っている。
そんなキム・シンウクは、2019年夏に全北現代から中国スーパーリーグの上海申花足球倶楽部へ完全移籍。今季はここまでリーグ戦8試合に出場して2ゴールをあげていたが、今年8月に外国籍選手の編成で構想外となり退団していた。
キム・シンウクの去就を巡っては、韓国や日本、中国の複数クラブからが関心を寄せていると先月末に韓国メディアが報道。しかし、今月3日になって、ライオン・シティ・セーラーズが選手サイドと合意に達したと伝えられると、クラブは15日になって同選手の獲得を公式発表。また、シンガポール紙『ザ・ストレーツ・タイムズ』の報道によると、両者はシンガポールプレミアリーグ史上最高額である年俸300万ドル(約3億4000万円)による3年契約を締結したようだ。
なお、ライオン・シティ・セーラーズは今年5月に、かつて仁川ユナイテッドや蔚山現代を率いていたキム・ドフン氏を招へい。今季のリーグ戦ではアルビレックス新潟シンガポールとのし烈な優勝争いを繰り広げた末、最終節で勝利して18年ぶりとなるリーグタイトル獲得を成し遂げている。
全北現代所属時のキム・シンウクのゴールシーンはこちら。(動画が表示されない場合はこちら)
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