Jリーグ ジェフユナイテッド市原・千葉

元千葉チェ・ヨンスがJクラブからのオファー却下!韓国2部降格危機の江原監督就任へ

Jリーグ 写真提供: Gettyimages

 現役時代にジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)や京都パープルサンガ(現京都サンガ)、ジュビロ磐田などでプレーしていたチェ・ヨンス氏は、Jリーグクラブからの監督就任オファーを却下していたようだ。14日、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が伝えている。

 現在48歳のチェ・ヨンス氏は2006年にKリーグ(韓国)のFCソウルで現役を退いた後、そのままFCソウルでコーチに就任。2011年には監督代行を務めると、2012年から正式にFCソウルの監督となっている。そして2016年夏からは中国スーパーリーグの江蘇足球倶楽部を率いると、2018年10月から再びFCソウルの指揮官を務めていたが、昨年7月に成績不振のため辞任していた。

 『スポーツ朝鮮』の報道によると、同氏にはJリーグクラブからオファーを受けており、本人も日本行きを前向きに検討していたとのこと。しかし、現在Kリーグ1(韓国1部)の残留プレーオフを戦っている江原からもオファーが届くと、熟考の末に江原の監督に就任する決断を下したという。また、江原のイ・ヨンピョCEO(最高経営責任者)が現役時代にチェ・ヨンス氏とともに日韓ワールドカップの舞台で戦っていたことも今回の決断に至った要因であると伝えられている。

 なお、江原は今季のレギュラーシーズンで勝ち点37の獲得にとどまり、12チーム中10位で終了。現在は下位6クラブによる残留プレーオフを戦っているが、5試合中3試合を終えて2分1敗。今月4日にキム・ビョンス監督を解任していた。