アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(22)は、すでに守備陣に必要不可欠な戦力となっている。そんな冨安健洋に対して、現役時代にアーセナルやリバプールでプレーしていたマイケル・トーマス氏も高い評価を与えた。2日、イギリスメディア『CaughtOffside』が伝えている。
冨安健洋は今夏にボローニャからアーセナルへ完全移籍すると、先月11日開催のプレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦でデビュー。すぐに右サイドバックのポジションでレギュラーに定着すると、その後はトッテナム・ホットスパーとのダービーマッチをはじめここまでリーグ戦6試合つづけてフル出場している。
また、先月30日開催の第10節・レスター・シティ戦では、アーセナルの最終ラインの裏に抜け出したFWジェイミー・バーディ(34)へのイングランド代表MFジェームズ・マディソン(24)による鋭い縦パスをスライディングカットするなど、守備で奮闘。見事チームを無失点での勝利に導いている。
そんな冨安健洋について、かつて1984年から5シーズン以上にわたりアーセナルで活躍していたトーマス氏は「アーセナルで素晴らしいスタートを切っているね。まだ若くてそこまで経験もないけど、毎試合しっかりと準備して臨んでいる。(ミケル・)アルテタも彼のことを信頼しているように見えるよ。このクラブにおける素晴らしいキャリアの序章であればいいね」とコメント。同選手のメンタリティを称えている。
なお、アーセナルは今月7日に第12節・ワトフォード戦を控えている。冨安健洋の加入以降、リーグ戦で7戦無敗と好調を維持しているだけに、同選手に対する期待はさらに高まっている。
コメントランキング