「イニエスタやメッシを…」元新潟チアゴ・ガリャルドがバルサ戦へ意欲！「出番があれば…」

　明治安田生命Jリーグのアルビレックス新潟でプレーした経験をもつブラジル人MFチアゴ・ガリャルド（32）は、ラ・リーガ（スペイン1部）のセルタ・デ・ビーゴで今季初先発を果たしたことに対する喜びをあらわにした。1日、スペイン国内のラジオ局『Radio Galega』が伝えている。

　チアゴ・ガリャルドは今夏の移籍ウィンドウで、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA（ブラジル1部）のSCインテルナシオナルからセルタへ1000万ユーロ（約13億3000万円）による買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。8月末のラ・リーガ第3節・アスレティック・ビルバオ戦でデビューすると、ここまでリーグ戦8試合で途中出場していた。

　そして、今月1日開催の第12節・ラージョ・バジェカーノ戦で移籍後初めて先発出場。2トップの一角で80分までプレーしたが、ゴールを決めることはできず、チームも0-0のドローで試合を終えている。

　そんなチアゴ・ガリャルドは『Radio Galega』のインタビューで「スタートからプレーできて嬉しい。ピッチに立っている時間の長さに関係なく、ベストを尽くしたいよ。ここにとどまって、セルタとともに歴史を作りたいね」とコメント。改めてセルタでのプレーに対する満足感をあらわにしている。

　また、チームがレアル・ソシエダ戦につづいて無得点に終わったことについては「（レアル・ソシエダ戦につづいて）僕たちは良いプレーをしていたけど、ゴールが奪えなかったね。だけど、これを継続すれば、ゴールを決めて勝ち点3を獲得するという自信が僕にはあるよ」と語っている。

　セルタは今月6日にバルセロナ戦を控えている。レアル・マドリード戦で途中出場した同選手は「バルセロナ戦で出番があれば、ゴールやアシストをマークしたいよ」　

　「ブラジルにいた時、（リオネル・）メッシ、シャビ（・エルナンデス）、（アンドレス・）イニエスタのプレーを見ていたね。レアル・マドリードとの試合でプレーできたんだけど、バルセロナ戦も特別な試合になるはずだよ。ただ、僕たちは勝利しなければならない」と高揚感を口にした。

　なお、チアゴ・ガリャルドは2017年、ブラジル1部のポンチプレッタから1年レンタルによりアルビレックス新潟に加入。主力として期待を寄せられる中、シーズン中盤まではJ1リーグ23試合に出場するなど好パフォーマンスを披露。しかし、9月以降は公式戦での出場がなく、シーズン終了後にレンタル期間満了により退団していた。