明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー氏は、現在スコットランドの強豪セルティックの指揮官を務めている。その中、セルティックFCアメリカのオーナーを務めるブレンダン・キーズ氏がポステコグルー監督の手腕を評価した。29日、イギリスメディア『90min』が伝えている。
セルティックは昨季リーグ優勝を逃したことをうけて、ポステコグルー氏を招へい。また、日本代表FW古橋亨梧(26)やポルトガル人FWジョタ(22)、元イングランド代表GKジョー・ハート(34)など多くの新戦力を獲得して今シーズンに臨むと、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第11節終了時点で勝ち点22を獲得。首位を走るレンジャーズに2ポイント差まで詰め寄っている。
今月開催のリーグ戦全4試合で勝利とチーム全体が調子を上げる中、アイルランド出身で現役時代にストライカーとしてアメリカ国内の複数クラブで活躍していたキーズ氏は、ポステコグルー監督の手腕について「確かに彼にとって困難な状況だし、最高の選手が揃っているわけではない」
「このような状況下で監督を務めるのに、彼が最適な人物だとは思っていない。だが、私は(ポステコグルーが)時間を与えるだけに値する人物だと信じているし、今シーズンに関しては彼のアイデアを実行するために再構築すべきだと思っている。もし彼が何らかの形でタイトルを獲得できれば、それは素晴らしいことだね」とコメントを残している。
つづけて「多くの人々はポステコグルーが最悪のタイミングでセルティックにやって来たと考えているが、逆だと思っている。彼は素晴らしい時期にセルティックの監督に就任した。すぐに結果を出さなければならないというプレッシャーは今のところほとんどない。だが、セルティックが来シーズンの欧州カップ戦に出場できないとなると、それは彼にとって大きな心配事になるだろう」とポステコグルー監督が解任される可能性にも言及した。
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