元日本代表MF本田圭佑(35)は24日、自身の公式YouTubeチャンネルにおけるライブ配信で、2010年に行われたFIFAワールドカップ・南アフリカ大会でフリーキックから決めた劇的なゴールを振り返った。
本田圭佑は岡田武史監督のもとで南アフリカW杯に臨むと、6月24日開催のグループリーグ第3節・デンマーク戦で前半17分に無回転シュートにより直接FK(フリーキック)から先制ゴールをあげると、30分には現在ジュビロ磐田でプレーする元日本代表MF遠藤保仁(41)もFKからゴールを決めている。
このデンマーク戦における2本のFK弾は、ワールドカップにおける日本代表の歴史の一部分として語り継がれている。その中、当事者である本田圭佑はライブ配信で視聴者からFKを蹴った時の感触について聞かれると「遠かったですけど、蹴った瞬間にもしかしたらっていうぐらい(の感覚)はありましたね。でも一瞬逆つかれてたんで、もしかしたらキーパーにとられるかもなっていうのはあったんですけど」と答えている。
また、遠藤保仁が決めたFKで本田圭佑がキッカーを務める可能性があったという問いには「ヤット(遠藤保仁の愛称)さん(が決めた時のフリーキック)のは、あの位置になったらヤットさんが蹴るっていうのは大体決まってた部分があったんで、選択肢はあんまりなかったかもしれないですね」とコメントを残した。
日本中に感動をもたらした2010年の南アフリカW杯から10年以上が経つ中、本田圭佑と遠藤保仁は今もなおピッチに立ち続けている。国内外で舞台が違うとはいえ、今後も両選手の活躍に注目が集まる。
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