VfLボーフムに所属する日本代表FW浅野拓磨(26)は24日、日本代表MF鎌田大地(25)や元日本代表MF長谷部誠(37)を擁するアイントラハト・フランクフルトとの一戦で先制ゴールをアシストした。この浅野拓磨のパフォーマンスにはセルビアメディア『Republika』も反応している。
浅野拓磨は日本代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合に出場すると、16日開催のブンデスリーガ第8節・グロイター・フュルト戦では後半途中からピッチに立って勝利に貢献していた。そしてフランクフルト戦では先発メンバーに名を連ねると、前半3分に右サイドから中央へドリブルを仕掛けてMFダニー・ブルム(30)へスルーパスを供給。ブルムが相手GKとの1対1の局面で冷静にゴールマウスに流し込み、先制ゴールをあげる。VfLボーフムは1-0で迎えた後半アディショナルタイムに追加点をあげ、2-0と勝利。浅野拓磨は81分までプレーしている。
そんな浅野拓磨に対しては、同選手が昨季までセルビア1部の強豪パルチザンでプレーしていたこともあり、セルビアメディアも取り上げている。『Republika』は「アサノはブンデスリーガでセルビア代表チームのためにフットボールレッスンを開催した」と同選手の活躍を報じるとともに、フランクフルトのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(28)については「特別な印象はなく、イエローカードももらった」と厳しい評価を下している。
なお、浅野拓磨は給与未払い等を理由に昨季終了後にパルチザンとの契約解除に踏み切り、ブンデスリーガ昇格組のVfLボーフムへ加入。開幕当初は筋肉に問題を抱えたため3試合で欠場を余儀なくされていたが、先月26日に行われた第6節・VfBシュツットガルト戦で復帰していた。
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