セルティックはスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第10節・セント・ジョンストン戦で勝利した。その中、試合後におけるアンジェ・ポステコグルー監督のとある行動がサポーターの間で話題に上がっているようだ。24日、英紙『サン』が伝えている。
ポステコグルー監督はこの一戦で日本代表FW古橋亨梧(26)やポルトガル人FWジョタ(22)、ギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(26)らを先発起用すると、34分にギアクマキスがセルティック加入後初ゴールをマーク。そして1-0で迎えた80分には、カウンターから古橋亨梧がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これをクロアチア代表DFヨシプ・ユラノビッチ(26)が冷静に決めると、セルティックは2-0で勝利した。
その中、ポステコグルー監督の試合後にとった行動が、セルティックサポーターからの関心を寄せているとのこと。指揮官は試合後のメディアインタビュー前にスコットランド代表MFカラム・マグレガー(28)とともに、ピッチサイドで観戦していたひとりのサポーターのもとに駆け寄り、数分間にわたって会話をしている。
このポステコグルー監督の行動はクラブ公式チャンネル『Celtic TV』でも紹介。解説者のジョン・ハートソン氏は「ジェントルマン(ポステコグルー監督)と話をしているのは、ケビンという人物です。ケビンは健康状態が良くないので、ポステコグルー監督は試合後に直接ケビンのもとに行くように頼まれました」
「ポステコグルー監督がケビンと握手しているのを見て、感動しましたよ。ファンにとって、自分の(応援しているクラブの)監督がそんなことをしているのを見るのは素晴らしいですね。彼は人気者ですし、ファンは最初から彼を支持しています。ポステコグルー監督は素晴らしいキャラクターの持ち主ですね」と心温まるワンシーンを伝えている。
リーグタイトル奪還にむけてセルティックとともにシーズンを戦っているポステコグルー監督だが、試合終了後に思いやりに満ちた行動をとったことでサポーターからの好感度はさらに高まるはずだ。
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