Jリーグ

東京五輪メキシコ代表監督にJ1クラブがオファー!森保一監督の後任候補にあがるも…

ハイメ・ロサノ 写真提供: Gettyimages

 東京五輪男子サッカー競技でU24メキシコ代表に銅メダルをもたらしたハイメ・ロサノ氏は、来季からJ1リーグで指揮を執る可能性があるようだ。22日、メキシコメディア『debate』が報じている。

 現在43歳のロサノ氏は2013年に現役を退くと、リーガMX(メキシコ1部)に所属するウニベルシダ・ナシオナル(UNAMプーマス)の下部組織で2014年からアシスタントコーチを務めたほか、2017年2月から同年10月までケレタロのトップチームを率いていた。そして、2019年1月にメキシコU24代表監督に就任すると、東京五輪男子サッカー競技では銅メダルを獲得。準決勝でブラジル代表に敗れていたものの、3位決定戦では森保一監督率いる日本代表に勝利していた。

 同氏の去就を巡っては、東京五輪開催期間中にも公益財団法人日本サッカー協会(JFA)からの関心がメキシコ国内で伝えられていたほか、今月には日本代表がFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選で苦戦していることを受けて、森保一監督解任時の後任候補に挙がっていた。

 しかし、『debate』の報道によると、ロサノ氏にはリーガMX(メキシコ1部)のCDグアダラハラが招へいに強い関心を示していたものの、すでにJ1リーグのクラブがオファーを提示しているとのこと。ただ、具体的なクラブ名や契約年数や年俸等の提示内容については現時点で明らかになっていない。

 東京五輪で成功を収め、U24メキシコ代表監督を勇退したロサノ氏だが、果たして再来日することはあるのだろうか。