ヴィッセル神戸は16日、明治安田生命J1リーグ第32節・アビスパ福岡戦で1-0と勝利した。ただ、この一戦ではヴィッセル神戸に所属するDF初瀬亮(24)のゴール直後における行動がSNSで波紋を呼んでいる。
ヴィッセル神戸はホームのノエビアスタジアムにアビスパ福岡を迎えた一戦で、前半からポゼッションを握るものの、相手の堅い守備ブロックを崩せずに苦戦。後半に入っても幾度となくチャンスを作るものの、ゴールが遠い展開となっていた。しかし、85分に左サイドでのワンタッチによるパス交換から初瀬亮がクロスを入れると、これにFWドウグラス(33)がヘディングであわせてゴールネットを揺らす。ヴィッセル神戸はこの1点を最後まで守り抜き、来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得にむけて貴重な勝ち点3をつかんだ。
ヴィッセル神戸の選手たちは試合の主導権を握りながらゴールを奪えない時間が長かっただけに、ドウグラスの先制弾直後に喜びを爆発させる。その輪の中には決勝ゴールを演出した初瀬亮の姿もあったが、同選手はヴィッセル神戸サポーターの陣取るゴール裏の目の前にある『Rakuten Card』の広告看板を右足で蹴っており、その時のシーンがSNS上で拡散。これにはJリーグのサポーターから「ダメなのでは?」、「流石にやばい」、「頑張ってたのに勿体ない」などと初瀬亮の行動を問題視する声が次々と上がっている。
なお、初瀬亮は今シーズン前半戦でスーパーサブという立ち位置だったが、6月中旬に開催の第18節・アビスパ福岡戦以降はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。左サイドバックのポジションでレギュラーに定着していた。値千金のアシストでチームの勝利に大きく貢献していただけに、周囲は今回の行為を残念がっているだろう。
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