明治安田生命J1リーグのガンバ大阪に所属するFW宇佐美貴史(29)は、日本代表から遠ざかっている。しかし、宇佐美貴史とロシアワールドカップでともにプレーした元日本代表MF本田圭佑(35)は、同選手の代表復帰の可能性があると考えているようだ。
宇佐美貴史はバヒド・ハリルホジッチ氏の日本代表監督就任直後である2015年3月末の国際親善試合・チュニジア戦でデビュー。FIFAワールドカップ・ロシア大会のアジア予選でもスーパーサブという立ち位置で出場機会を得ると、ロシアW杯ではグループリーグのセネガル戦とポーランド戦に出場していた。
しかし、ロシアW杯終了後に森保一氏が日本代表監督に就くと、2019年開催のAFCアジアカップをはじめ招集外となることが多く、2019年3月末に行われた国際親善試合・ボリビア戦を最後に日本代表から遠ざかっている。一方、ガンバ大阪では今季ここまでリーグ戦全32試合で先発出場しているが、4ゴール3アシストと満足できる結果は残せていない。
それでも本田圭佑は16日に実施した公式YouTubeチャンネルでのライブ配信において「宇佐美選手はもう日本代表では厳しいでしょうか」という質問に対して「厳しくないでしょう。僕は貴史のプレーを最近見ていないですけど、あれだけ才能のある選手ですから、『日本代表に必要なことが何か』と考えてしっかりアプローチすれば、全然年齢的にも来年ワールドカップに出てるっていう貴史を見るのも不可能じゃないんじゃないかなと思います。これはでも本人次第ですよね」とかつてのチームメイトに対する期待感を口にしている。
かつてバイエルン・ミュンヘンやホッフェンハイム、アウクスブルクなどドイツの複数クラブでプレーした実績を持つ宇佐美貴史としては、今シーズン残り試合で良い結果を残して森保一監督にアピールしたいところだ。
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