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明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)を巡っては、古巣のSCインテルナシオナルをはじめブラジル国内の複数クラブが争奪戦を繰り広げていると伝えられている。その中、ダミアンの代理人が同選手の去就について語った。22日、ブラジルメディア『Revista Colorada』が報じている。
川崎フロンターレはすでにダミアンに対して契約延長の打診を行っている。しかし本人は先日、母国メディアのインタビューに応じた際に、今年12月までとなっている川崎フロンターレとの契約を全うすることや来季以降の去就について決断を下していないことを明かしていた。
また、先月にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスが、ECバイーアのFWジウベルト(32)とともにダミアンをリストアップしたと報道。しかし、ブラジルの移籍ウィンドウが閉鎖間近であったこともあり、ダミアン獲得は実現していない。
ただ、今月に入ってダミアンの古巣であるSCインテルナシオナルが再獲得にむけて、川崎フロンターレに対して同選手に関する情報を問い合わせたと現地メディアが報道。くわえて、ブラジルメディア『O DIA』はブラジル1部のフルミネンセも今季限りで現役を退くことが濃厚な元ブラジル代表FWフレッジ(37)の後釜として、ダミアンの動向を注視していると伝えられている。
ただ、ブラジル国内では、ダミアンが現在川崎フロンターレで受け取っている年俸が、ブラジル国内クラブにとって高額であることから、母国復帰の可能性が低いという意見も上がっている。
その中、同選手の代理人は「我々は日本のクラブ(川崎フロンターレ)と契約延長合意にむけて動いている。様々なクラブから声を掛けられているし、彼は素晴らしい時間を過ごしている」とあくまでも川崎フロンターレの契約延長が基本線であることを明言。
そのうえで「ダミアンのとってのホームはインテルナシオナルだ。いつになるか分からないがブラジルに戻る時には、最初にインテルナシオナルでプレーすることになるだろう。もしそのことを望まない場合には、次の選択肢を考えることになる」とコメント。母国復帰を決断する場合には、SCインテルナシオナルとの交渉を最優先する意向を示した。
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