プレミアリーグ アーセナル

今夏に大型補強のアーセナル、オランダ代表に初選出のクラブ・ブルッヘFWに注目か

ノア・ラング 写真提供: Gettyimages

 アーセナルがクラブ・ブルッヘに所属するオランダ代表FWノア・ラングの獲得に興味を示しているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。

 今夏に日本代表DF冨安健洋を含めて有望株獲得に1億5000万ポンド(約225億円)の大金を費やして大型補強を敢行したアーセナル。クラブを指揮するミケル・アルテタ監督はすでに来夏を見据えており、レスター・シティやミランも目を光らせるノア・ラングに関心を寄せているようだ。

 ただ、アーセナルは前線の刷新を行う必要があり、今季限りで契約満了となるフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットやクラブ史上最高額で獲得したものの、期待に応えられていないコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺを売却して資金を捻出する可能性があるようだ。なお、同選手の市場価値は2000万ポンド(約30億円)と見積もられている。

 アヤックス下部組織出身のノア・ラングは昨夏に買い取りオプション付きのレンタルでクラブ・ブルッヘ入り。昨季の公式戦38試合で17ゴール11アシストの成績を収め、今夏に完全移籍へ切り替わるとリーグ戦8試合の出場で3ゴール4アシストの数字を残して10月に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のオランダ代表候補のメンバーに初選出されている。