明治安田生命J1のガンバ大阪でプレーした経験をもつ韓国代表FWファン・ウィジョ(29)は、来月に控えるFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合を欠場するかもしれない。12日、韓国紙『国民日報』やボルドーの専門サイト『GIRONDINS 4EVER』が伝えている。
ファン・ウィジョは先月15日に行われたリーグアン第2節・オリンピック・マルセイユ戦から前線の主力として先発出場を続ける中、カタールW杯アジア最終予選の韓国代表招集をうけて一時帰国。今月2日のイラク戦でフル出場すると、7日開催のレバノン戦では後半開始からピッチに立っていた。
そして、ファン・ウィジョは韓国国内での2試合を終えてフランスへ戻ると、12日に行われたリーグアン第5節・RCランス戦でも先発出場。しかし、この一戦で同選手は64分に右ふくらはぎに問題を抱えたことにより、ピッチを後にしている。
試合後、ブラディミル・ペトコビッチ監督は同選手の負傷について「ファンはけいれんを起こしただけであり、大丈夫だ」とコメントを残している。一方で韓国国内の複数メディアは筋肉に問題が見つかった場合には、来月に控えるカタールW杯アジア最終予選のシリア戦とイラン戦を欠場する可能性があると主張している。
なお、ファン・ウィジョは今夏移籍の噂が飛び交っていた。しかし、移籍市場最終日に昨季プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)で優勝したスポルティングCPへの移籍が破談に終わったほか、ロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のディナモ・モスクワからのオファーを選手サイドが拒否したことにより残留に落ち着いている。
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