VfBシュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航(28)は、日本代表MF鎌田大地(25)やMF長谷部誠(37)を擁するアイントラハト・フランクフルトとの一戦でフル出場を果たした。チームは試合終了間際のゴールで1-1のドローに持ち込んでいるが、ドイツ紙『ZVW』が遠藤航のパフォーマンスに対して一定の評価を下している。
今季からキャプテンを務めている遠藤航は、ここまでのリーグ戦3試合いずれもフル出場しているが、チームは1勝2敗とスタートダッシュに失敗。また、ドイツ紙『ビルト』は同選手がU24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技の全6試合で先発出場したこともあり、疲労がたまっている可能性を指摘していた。
その中、遠藤航は今月に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合いずれもフル出場すると、中国戦から5日後のブンデスリーガ第4節・アイントラハト・フランクフルト戦でもフル出場。シュツットガルトは79分にセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(28)のゴールで先制を許したものの、88分にFWオマル・マーモウシュ(22)の同点弾で勝ち点1をつかんだ。
『ZVW』は遠藤航に対して「3.5」という及第点以下の評価(ドイツでは1から6までの評価であり、数字が小さいほど高評価。及第点は「3」)を与えている。そして同選手のパフォーマンスについて「シュツットガルトの心臓として、この日本人の名前はブンデスリーガ全体に広まっている。実際のところ、対戦相手は遠藤航に対するマークに焦点を当てている。フランクフルト戦でも、何度も2人にマークされ、文字通り多くの競り合いで敗れた」と対戦相手の厳しいマークを前に本来のパフォーマンスを発揮できなかったという見解を示している。
コメントランキング