日本代表DF吉田麻也(33)は、12日に行われたセリエA第3節・インテル戦でフル出場して今季初ゴールをあげた。チームに勝ち点1をもたらした同選手は試合後のメディアインタビューで一定の手応えをつかんでいることを明かした。サンプドリアの専門サイト『SAMP NEWS24』が伝えている。
吉田麻也は7日にカタールの首都ドーハでFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・中国戦でフル出場。そこから中4日でインテル戦にも先発出場すると、0-1で迎えた33分にコーナーキックのこぼれ球に反応して左足を振りぬくと、ボールはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(35)に当たってコースが変わりゴールネットを揺らしている。
その後、サンプドリアは前半終了間際に失点したものの、後半開始早々に再び同点に追いつく。ただ、後半に勝ち越しゴールを奪えず、2-2の引き分けで試合を終えている。
試合後、吉田麻也はメディアインタビューにおいて、長距離移動を行った後にインテル戦へ臨んだことについて質問されると「個人的に代表戦を終えて(サンプドリアに)戻って来た後の準備は、特に難しいですね。日本に帰国して、それからカタールに行ったわけですし、疲労があると考えるのが当然です。ただ、一方で僕はつねに目の前の試合に集中しています」と語っている。
また、インテル戦をドローという結果で終えたことについては「(インテルを相手に)勝ち点をとれて良かったです。もっとやれたかもしれませんが、彼らは昨季のリーグ覇者です。我々としては、これを続けなければいけません」とチーム全体のパフォーマンスに対して満足していることを明かしている。
さらに自身のゴールがジェコのオウンゴールであるという見方に対しては「100%僕のゴールですね。素晴らしいゴールではなかったかもしれませんが、個人としてもチームとしても重要な1点でした。(来週には)エンポリ戦が控えていますし、今はエンポリ戦にむけて集中しています」とコメントを残した。
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