新たな指揮官としてヌーノ・エスピーリト・サント監督が就任したトッテナム・ホットスパー。公式戦初陣となるプレミアリーグ開幕節は、昨シーズン覇者マンチェスター・シティをホームに迎えた1戦となった。
試合は終始MFジャック・グリーリッシュにボールを集めながらマンチェスター・シティが主導権を握る展開だったが、トッテナムの縦を意識したクイックなカウンターアタックはシティを脅かすに値し、55分にFWソン・フンミンの鮮やかな左足から先制。終盤にMFケビン・デ・ブライネを投入するシティの反撃も、トッテナムのゴールネットを揺らすまでに至らなかった。結果トッテナムが1-0でこの試合を制し、見事初戦に花を添えた。
この試合でクリーンシートに大きく貢献したDFダビンソン・サンチェスが後半に見せたタックルが話題になっている。そのシーンがこちら。
後半アディショナルタイム、選手の足が次第に止まり試合はかなりオープンな展開になっていた中で、サンチェスはデ・ブライネのドリブルを豪快に止めシティの攻撃を阻止。この気迫溢れるプレーにスタジアムが大いに湧き、トッテナム勝利につながった。
長らくディフェンスラインを統率していたトビー・アルデルヴァイレルトが退団し、今シーズンは新たなディフェンスラインの構築に挑むトッテナム。この試合DFジェイフェス・タンガンガがグリーリッシュやFWラヒーム・スターリングを封じるなど、明るいニュースが重なる。今シーズンのトッテナムはいつもと違うかもしれない。
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