マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、契約満了を迎える来夏にレアル・マドリードへ移籍する可能性があるようだ。15日、イギリスメディア『デイリースター』が報じている。
現在28歳のポグバは、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団し、フリーでユベントスへ加入。4度のセリエA優勝に貢献すると、2016年夏に1億ユーロ(約131億円)を上回る巨額の移籍金を伴い、マンチェスター・ユナイテッドへ復帰。当初は低調なパフォーマンスや度重なる負傷離脱により周囲から批判を受けていたが、昨季は公式戦42試合に出場して6ゴール9アシストをマーク。そして14日に行われたプレミアリーグ2021/22シーズンの開幕節・リーズ・ユナイテッド戦でも先発出場を果たし、チームの勝利に貢献していた。
ポグバはマンチェスター・ユナイテッドとの契約が来年6月までとなっているが、両者の契約延長交渉は進んでおらず、現時点でも新契約締結で合意には達していない。また、同選手には以前からパリ・サンジェルマン(PSG)やユベントスからの関心が伝えられている。
しかし、『デイリースター』 の報道によると、ポグバ本人はレアル・マドリードへの移籍をすでに決断しているとのこと。レアル・マドリードはPSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に乗り出しているが、財政面を考慮してポグバに関してはフリーでの獲得を視野に入れているとのことだ。5年前にマンチェスター・ユナイテッドへの復帰を果たしていたポグバだが、再びフリーでクラブを離れることになるのだろうか。
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