ユベントスDF、マノラス後釜でナポリ移籍か。高額年俸がネックに…

　昨季レンタル移籍によりユベントスを離れていたイタリア代表DFダニエレ・ルガーニは、現在ユベントスの一員としてセリエA2021/22シーズン開幕にむけて調整を行っている。しかし、ここにきて同選手にはナポリ移籍の可能性が浮上しているようだ。15日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

　現在27歳のルガーニは、昨年10月にユベントスからリーグアンのスタッド・レンヌに1年レンタルにより加入。しかし、10月下旬に大腿筋に問題を抱えたことにより戦線離脱を強いられると復帰後も出番はなく、今冬にレンタル打ち切りとなっていた。しかし、同選手は今年2月にカリアリへレンタルにより加わると、セリエAで12試合に先発出場するなど、復調の兆しを見せている。

　同選手は昨季終了後にユベントスへ復帰。マッシミリアーノ・アッレグリ新監督のもとでトレーニングを続けているほか、14日に行われた親善試合・アタランタ戦では71分から出場。また、ユベントスとの契約は2023年6月まで残している。

　その中、ルガーニの去就を巡っては、レアル・ベティスからの関心が先日報じられていたが、ナポリも移籍先候補にあがっている模様。ナポリはオリンピアコスからギリシャ代表DFコスタス・マノラスの獲得オファーが届いており、マノラスが退団する場合にルガーニの獲得へ向かうという。ただ、ルガーニの年俸が高額であるため、レンタルで獲得する場合にはユベントスが年俸の一部を負担する必要があるとのことだ。

　なお、ナポリはセネガル代表DFカリドゥ・クリバリについても去就が不透明となっている。ナポリのルチアーノ・スパレッティ新監督は、就任会見の際にクリバリが移籍する可能性を認めるコメントを残しているほか、クリバリにはパリ・サンジェルマン（PSG）からの関心が伝えられている。