ロイヤル・アントワープに所属するU-24日本代表MF三好康児が、今夏に開催された東京オリンピックを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
今夏に開催された東京オリンピックでU-24南アフリカ代表、U-24メキシコ代表、U-24フランス代表とグループステージで対戦した日本代表は無傷の3連勝で決勝トーナメントに進出。準々決勝のU-24ニュージランド代表にはPK戦の末に勝利したものの、準決勝のU-24スペイン代表戦では延長後半に被弾して0-1で敗戦。3位決定戦のメキシコ戦でも完敗を喫して大会4位に終わった。
東京オリンピックでは5試合に出場し、グループステージ最終節のフランス代表戦ではゴールを記録していた三好。クラブ公式インタビューで東京オリンピックを振り返りつつ、家族に会えなかった苦悩などを明かした。
「日本でプレーできたのは良かったんですが、日本で開催しているという感覚があまりなかったです。無観客だったので、日本らしさが失われていました。オリンピックでの日本の歩みは素晴らしく、準決勝まで勝ち進み、スペインとメキシコ以外には負けませんでした。日本のためにゴールを決められたことは嬉しかったですし、達成できたのはチームのおかげです。メダルを獲得したかったし、銅メダルまであと一歩だったけど、そうはならなかったのが残念です」
「僕は家族に一ヶ月あっていませんでした。僕らはトレーニングをすることは許されていたけど、それ以外は何もできなかったです。家族は東京に住んでいて、コロナがなければ絶対スタジアムにいたはずですし、遠くから見ることも許されませんでした。家族はテレビで僕を見ていました」
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