プレミアリーグ チェルシー

ルカクが7年ぶりにチェルシーへ帰還!移籍金はクラブ史上最高額の約149億円

 チェルシーは12日、インテルからベルギー代表FWロメル・ルカクを完全移籍で獲得したことを発表した。

 契約期間は2026年6月30日までの5年契約。イギリス『アスレティック』などによれば、移籍金はクラブ史上最高額の9750万ポンド(約148億7000万円)で、チームトップの週給19万5000ポンド(約2900万円)を受け取るようだ。

 アンデルレヒト下部組織出身のルカクは16歳でトップチームデビューを果たすと、2011年夏にチェルシーへ移籍。だが、公式戦15試合の出場で無得点に終わると、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンへのレンタル移籍を経験後、2013年夏からエバートンへ活躍の場を移した。

 その後、マンチェスター・ユナイテッドを経て、2019年8月にインテルへ完全移籍。加入初年度から公式戦51試合で34ゴールの成績を収めると、昨季はセリエA36試合の出場で24ゴール10アシストを記録してクラブのスクデット獲得に大きく貢献していた。

 7年ぶりにチェルシー復帰が決まったルカクはクラブ公式サイトを通じて、以下のように喜びを語っている。

 「この素晴らしいクラブに戻ってこられて幸せだ。僕にとっては長い旅でだったね。このクラブとの関係は知っての通り、僕にとって大切なものだった。僕は子供の頃からチェルシーファンだったけど、再び戻ってきてタイトルを獲得するために手助けをできるのは素晴らしい気分だね」

 「クラブの方向性は28歳でセリエAを制覇したばかりの僕の野望にとってぴったりだった。この機会は適切なタイミングで訪れたと思っている。一緒に多くの成功を収めたいね。チェルシーを退団以降、浮き沈みの激しい長い旅だった。これらの経験が僕を強くしてくれた。このチャレンジはチームがより多くのタイトルを獲得できるようにすることだ。クラブがより多くの成功を収めるためにプレーできることが待ちきれないよ」