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「オリンピックの価値を…」日本代表とスペイン代表の激闘に新潟アルベルト監督は…

アルビレックス新潟のサポーター 写真提供: Gettyimages

 森保一監督率いるU24日本代表は、東京五輪男子サッカー競技の準決勝でスペイン代表と対戦し、延長戦の末に敗れた。優勝候補との激闘を演じた日本代表の選手たちは、サッカーファンのみならず多くの日本国民に感動をもたらしているが、明治安田生命J2リーグのアルビレックス新潟を率いるスペイン人のアルベルト・プッチ・オルトネダ監督も両国代表の選手たちを称えた。

 U24日本代表はグループステージを3戦全勝で首位通過。準々決勝・ニュージーランド戦では苦戦を強いられたものの、PK戦の末に勝利してベスト4入りを決めていた。そして今月3日夜に埼玉スタジアム2002で行われたスペイン代表との一戦では、ポゼッションを握られる試合展開の中、ゴール前での身体を張った守備で90分を無失点で凌いでいた。しかし、延長後半にレアル・マドリードのMFマルコ・アセンシオにゴールを決められたことにより、0-1で敗れている。

 好ゲームを演じたU24日本代表の選手たちには労いのコメントが数多く寄せられており、日本国内でのサッカーに対する注目度が再び高まっている。その中、アルベルト監督は自身のSNSアカウントで「日本のオリンピック代表の努力と素晴らしいサッカーを讃えたいと思います。両チーム共に素晴らしい試合をしていました。今夜の試合は、まさしく素晴らしいサッカーとオリンピックの価値を讃えるものだったのではないでしょうか」と投稿。オリンピックならではの好勝負を演じた選手たちに称賛のメッセージを送った。

 なお、日本代表は6日に銅メダルをかけてメキシコ代表との再戦に臨む。また、スペイン代表は7日に金メダルをかけてブラジル代表と対戦する。