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東京五輪でハットトリック達成のスペイン代表FW、バルセロナに逆オファーか

ラファ・ミル 写真提供: Gettyimages

 ウルバーハンプトン・ワンダラーズが保有権を持つU-24スペイン代表FWラファ・ミルが、バルセロナに逆オファーを出したようだ。スペイン『スポルト』が報じた。

 バレンシア下部組織出身のラファ・ミルは2015年3月にトップチームデビューを果たすと、2018年1月にウルブスへ移籍。出場機会に恵まれずレンタル移籍を繰り返すと、2020年1月にウエスカ入り。元日本代表FW岡崎慎司とともにクラブの1部昇格に貢献すると、昨季はチームが2部降格の憂き目にあう中でラ・リーガ38試合で13ゴールを記録した。

 現在開催されている東京オリンピック準々決勝のコートジボワール戦で途中出場ながらハットトリックを達成してスペイン代表の4強入りに貢献したラファ・ミルの代理人であるジョルジュ・メンデス氏は以前からバルセロナに売り込んでいた模様。だが、数ヶ月前に提示した最初のオファーは拒否されていたという。

 だが、同選手が素晴らしい活躍を継続したため、バルセロナもそのオプションを検討している模様。デンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテとBチームを主戦場とするアルバニア代表FWレイ・マナイの売却後に、獲得することを望んでいるとのことだ。

 また、ウルブスも来夏に契約満了となるラファ・ミルの売却に前向きで、トレードを受け入れる可能性もあるようだ。なお、同選手はラ・リーガでのプレーを希望しており、アトレティコ・マドリードも関心を示していると言われている。