明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は23日午前、レンタルでAリーグ(オーストラリア1部)のブリスベン・ロアーへ期限付き移籍していたMF檀崎竜孔の復帰を公式発表している。
檀崎竜孔は青森山田高校卒業後、2019年に北海道コンサドーレ札幌へ入団。プロ1年目は公式戦11試合に出場し、YBCルヴァンカップ・グループステージ第3節の湘南ベルマーレ戦でプロ入り初ゴールをマーク。しかし、昨季は前線でのし烈なポジション争いもありわずか3試合の出場にとどまると、昨年11月にブリスベン・ロアーへレンタルにより加入。キャリア初の海外挑戦にもかかわらず、公式戦26試合に出場し9ゴール1アシストをあげるなど飛躍を遂げていた。
同選手の去就を巡っては、ブリスベン・ロアーは先月17日に同選手が期限付き移籍満了により今季限りで退団すると公式発表。一方、北海道コンサドーレ札幌は得点源のブラジル人FWアンデルソン・ロペスが中国クラブへ移籍したこともあり、今夏のマーケット期間での前線強化を目指している。
檀崎竜孔は北海道コンサドーレ札幌への復帰について「この度北海道コンサドーレ札幌に復帰する事になりました。約半年間という短い期間でしたが、海外での生活を通して選手としても人としても成長する機会に恵まれました。これからはチームの勝利に貢献できる様に、全力で戦いますので応援の方よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
なお、北海道コンサドーレ札幌は東京五輪開催期間中の今月30日にJ1リーグ第4節・ガンバ大阪を控えている。
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