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マンU、レアルDF獲得オファー提示も却下…要求額との差は30億円以上に

ラファエル・バラン 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドは、レアル・マドリードに対してフランス代表DFラファエル・バランの獲得オファーを提示したものの、却下されたようだ。22日、スペイン紙『アス』が報じている。

 バランの去就を巡っては、レアル・マドリードとの現行契約が来年6月までとなる中、クラブ首脳陣は新契約のオファーを提示。しかし、本人は新たな挑戦を求めていることから、今夏退団に向かっているものとみられるほか、今週にはレアル・マドリード首脳陣に対して移籍の意思を伝えている。くわえて、先週にはマンチェスター・ユナイテッドと選手サイドが2026年6月までの5年契約を結ぶことで合意に達したと報じられている。

 その中、マンチェスター・ユナイテッドはレアル・マドリードとの交渉を進めているが、今週に移籍金4000万ユーロ(約52億円)+ボーナス500万ユーロ(約6億5000万円)という条件でオファーを提示。しかし、レアル・マドリードは少なくとも7000万ユーロ(約91億円)を求めていることから拒否したとのことだ。

 なお、バランは2011年夏にRCランスからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。セルヒオ・ラモスとともに最終ラインに必要不可欠な戦力としてチームを支え、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめこれまで数多くのタイトル獲得に大きく貢献してきた。同選手は2020/21シーズンも守備陣の主力として公式戦41試合に先発出場したが、チームは無冠に終わっていた。