ボルシア・ドルトムントは、イングランド代表MFジェイドン・サンチョをマンチェスター・ユナイテッドへ放出している。そのサンチョの後釜として、エールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンに所属するオランダ代表FWドニエル・マレンを獲得することがほぼ確実となっているようだ。22日、ドイツメディア『Sport1』が報じている。
ドルトムントは、イングランド代表MFジェイドン・サンチョを移籍金7300万ポンド(約112億円)+ボーナス500万ポンド(約7億7000万円)という条件でマンチェスター・ユナイテッドへ売却。サンチョの後釜確保を目指す中、今週にマレンの代理人を務めるミノ・ライオラ氏にコンタクトをとると、2026年6月までの5年契約を結ぶことで合意に達している。
また、ドルトムントとPSVのクラブ間交渉も最終段階に入っている模様。当初、PSVは移籍金として少なくとも4000万ユーロ(約52億円)を求めていたが、3000万ユーロ(約40億円)+ボーナスという条件でおおむね合意に至ったとのことだ。
なお、マレンはアヤックスやアーセナルの下部組織をへて、2017年にPSVへ加入。2020/21シーズンはリーグ戦で26試合に先発出場19ゴールをマークするなど、鮮烈なパフォーマンスを披露。オランダ代表の一員として臨んだEURO2020でも2試合に先発出場して2得点をあげていた。リバプールからの関心も伝えられていたマレンだが、ドイツに新天地を求めることになるようだ。
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