ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムント、リバプールも興味示すFWの代理人と接触!マンU移籍サンチョの後釜に

ドニエル・マレン 写真提供: Gettyimages

 ボルシア・ドルトムントはイングランド代表MFジェイドン・サンチョをマンチェスター・ユナイテッドへ放出している。そのサンチョの後釜としてエールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンに所属するオランダ代表FWドニエル・マレンの獲得にむけて動き出しているようだ。21日、ドイツメディア『Sport1』が報じている。

 マレンはアヤックスやアーセナルの下部組織をへて、2017年にPSVへ加入。2020/21シーズンはリーグ戦で26試合に先発出場19ゴールをマークするなど、鮮烈なパフォーマンスを披露。オランダ代表の一員として臨んだEURO2020でも2試合に先発出場して2得点をあげていた。

 一方、ドルトムントはイングランド代表MFジェイドン・サンチョを移籍金7300万ポンド(約112億円)+ボーナス500万ポンド(約7億7000万円)という条件でマンチェスター・ユナイテッドへ売却。現在はサンチョの後釜確保を急いでいるが、マレンの代理人を務めるミノ・ライオラ氏にコンタクトをとったという。そして個人合意を取り付けた後にPSVとの交渉に当たるとのことだ。

 ただ、PSVは移籍金として少なくとも4000万ユーロ(約52億円)を求める模様。ドルトムントはより安い金額での獲得を目指しており、現時点ではクラブ間合意に至るかどうか不透明であるようだ。

 なお、マレンを巡っては、リバプールも獲得に向かっているものとみられ、日本代表MF南野拓実やベルギー代表FWディヴォック・オリジら4選手がトレード要員となる可能性が報じられている。