明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを今季途中まで率いていたアンジェ・ポステコグルー氏は、スコティッシュ・プレミアシップ（スコットランド1部）の強豪セルティックでの公式戦初戦で勝利を収めることができなかった。
セルティックはウェールズでプレシーズントレーニングやトレーニングマッチを行った後、グラスゴーへ戻っている。また、17日にはホームのセルティック・パークでEFLチャンピオンシップ（イングランド2部）のプレストン・ノースエンドFCとの練習試合を実施し、0-1で黒星を喫している。
一方、補強面ではJ1リーグのヴィッセル神戸から日本代表FW古橋亨梧を獲得しているが、ポステコグルー新監督はさらに数選手の獲得を目指していることを明かしている。その中、セルティックは20日に2021/22シーズン初の公式戦であるUEFAチャンピオンズリーグ予選2回戦の1stレグ・ミッティラン戦に臨んだ。
セルティック・パークで行われたこの一戦は、セルティックのイスラエル代表FWリエル・アバダが前半39分に先制ゴールをマーク。しかし、前半終了間際にイスラエル代表DFニル・ビトンが2枚目のイエローカードを提示され退場。セルティックは数的不利の中での戦いを強いられたが、56分にミッティランも退場者を出す。その後、66分にブラジル人MFエバンデルに同点ゴールを決められると、セルティックは勝ち越しゴールを奪えず、1-1で終了。グループステージ参戦を目指すにあたり、不安の残る結果となっている。
なお、セルティックは24日にウェストハム・ユナイテッドとのトレーニングマッチを行った後、28日に敵地での2ndレグに臨む。そして31日には2021/22シーズンのリーグ開幕節・ハーツ戦を控えている。
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