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レアルがユベントスDFを強奪か!セルヒオ・ラモスの後釜候補に

ジョルジョ・キエッリーニ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードはスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが2020/21シーズン終了後に退団しているが、同選手の後釜候補として新たにユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが浮上しているようだ。17日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

 セルヒオ・ラモスは長らくレアル・マドリードの主将としてチームを支えてきたが、先月に契約満了により退団。マンチェスター・ユナイテッドをはじめ複数クラブが関心を寄せる中、パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が公式発表されている。

 また、今月はじめにスペイン国内メディアが伝えたところによると、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ新監督は守備陣の再編が求められる中、バイエルン・ミュンヘンでプレーしていたオーストリア代表DFダビド・アラバ以外に新戦力を獲得する考えがないとのことだった。

 一方、現在36歳のキエッリーニは10シーズン以上にわたりユベントスに在籍。セリエA9連覇や4度のコッパ・イタリア優勝など数多くのタイトル獲得に貢献していた。しかし、直近数シーズンは度重なる負傷離脱に見舞わていたが、2020/21シーズンは公式戦22試合で先発メンバーに名を連ねていた。そしてEURO2020ではチームの精神的支柱として優勝に大きく貢献していた。

 キエッリーニはユベントスとの契約が先月末に満了となり、現在は無所属状態となっているが、ユベントスと2022年6月までの新契約締結で合意に達していると伝えられていた。しかし、『カルチョメルカート』はここにきてレアル・マドリードが同選手の動向を注視していると主張している。

 セルヒオ・ラモスと同じく大舞台での経験豊富なキエッリーニだが、今後の動向に注目が集まる。