ラ・リーガ バルセロナ

メッシ、バルサと5年契約締結で合意!50%減俸と現地報道

バルセロナのリオネル・メッシ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約延長が既定路線となっているが、新契約の内容が明らかになっているようだ。14日、スペイン紙『マルカ』や『ムンド・デポルティーボ』など複数メディアが報じている。

 現在34歳のメッシは、先月末にバルセロナとの契約が満了を迎えており、無所属状態となっている。また、先月からアルゼンチン代表の一員としてコパ・アメリカ2021に臨むと、全7試合でフル出場し4ゴール5アシストをマーク。アルゼンチン代表は最大のライバルであるブラジルとの決勝戦で1-0と勝利し、見事南米王者に輝いている。

 同選手の去就を巡っては、これまで再三にわたり退団の可能性が噂された。しかし、ジョアン・ラポルタ新会長と選手サイドが順調に交渉を進めており、周囲では契約延長が確実という見方が広まっている。

 その中、スペイン国内メディアの報道によると、両者は2026年6月までの5年契約を締結することで合意に達した模様。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により財政面で問題を抱えていることから、現行年俸から50%ダウンとなるようだ。

 なお、メッシは昨夏に退団の意向をクラブ首脳陣に伝えていたが、7億ユーロ(約880億円)にものぼる契約解除条項が現行契約に付帯されていることもあり、残留を決断。2020/21シーズンは公式戦47試合に出場して38ゴール14アシストをマーク。しかし、チームはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のタイトル獲得にとどまっていた。