ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

バルサ&アトレティコで大型トレードの可能性?両者の思惑は…

アントワーヌ・グリーズマン(左)サウール・ニゲス(右): Gettyimages

 バルセロナに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとアトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFサウール・ニゲスのトレードが今夏に実現する可能性があるようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が報じた。

 2026年夏までアトレティコとの契約を残しているサウールだが、ディエゴ・シメオネ体制で出場機会を減らしており、今夏の退団を希望。リバプールが移籍金4000万ユーロ(約52億3000万円)のオファーを提示したとみられているが、アトレティコの要求額に届いていないという。

 その一方で、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得に失敗したバルセロナは中盤の強化を希望している模様。ただ、財政難を抱えていることからトレードで選手の補強を目指すようで、高給取りのグリーズマンと先日に長期離脱を強いられたフランス代表FWウスマン・デンベレが候補に挙がっているようだ。

 また、シメオネ監督が復帰を望むグリーズマンの高額な年俸がアトレティコ側にとって障壁となるが、同クラブは選手が減俸を受け入れることに期待しているとのこと。ただ、同メディアはこのトレードが決して容易なことではないと強調している。