アトレティコ・マドリードは8日、ディエゴ・シメオネ監督との新契約締結を公式発表している。
シメオネは2011年12月にアトレティコ・マドリードの指揮官に就任すると、2011/12シーズンにいきなりUEFAヨーロッパリーグを制覇。その後はほぼ毎シーズンにわたりレアル・マドリードやバルセロナとリーグタイトル争いを繰り広げると、2020/21シーズンは7年ぶりとなるラ・リーガ優勝を成し遂げていた。
クラブ首脳陣による同監督の手腕への評価や信頼は揺るぎないものとなっており、2020/21シーズン終了後に両者は契約延長にむけて会談を行っていた。そして、アトレティコ・マドリードとシメオネ監督は来年6月までとなっていた契約期間を2024年6月まで延長することで合意。今月8日に正式にサインを交わしている。
これにより、同監督は契約期間内に解任されない限り、アトレティコで少なくとも13年間指揮を執ることになる。現代サッカーでは、10年以上にわたって1クラブを率いることが難しい状況になっているだけに、多くのファンが改めてシメオネの凄みを感じているだろう。
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