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PSV監督、堂安律の去就に言及「東京オリンピックが終わったら…」

堂安律: Gettyimages

 PSVアイントホーフェンの新指揮官に就任したロジャー・シュミット監督が、昨季限りでレンタル先のアルミニア・ビーレフェルトを退団した日本代表MF堂安律について言及した。オランダ『ED』が報じた。

 2019年夏に加入したPSVで出場機会に恵まれず、昨夏にビーレフェルトげレンタルで加入した堂安。ドイツ初挑戦となった昨季はブンデスリーガ全34試合に出場して5ゴール3アシストの数字を残し、クラブの1部残留に大きく貢献していた。

 その堂安に関してビーレフェルトは完全移籍を希望していたものの、付随していた500万ユーロ(約6億6000万円)の買い取りオプションが高額だったため獲得を断念。そして、マインツもレンタルで獲得に興味を示していると報じられるなど、新シーズンも去就に注目が集まっている。

 東京オリンピックのU-24日本代表で背番号「10」を背負う同選手に対して、シュミット監督は「我々は彼がオリンピックに参加した後、チームに戻って来ることを期待している。リツは我々と一緒にチャンスを掴みたいと思っている」とコメント。戦力に含めていることを示唆した。