日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトは、ミランに所属するノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲの獲得に近づいているようだ。5日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
ミランは現在21歳であるハウゲとの契約を2025年6月まで残しているが、今夏のマーケット期間に完全移籍での放出を望んでいる模様。フランクフルトとのクラブ間交渉を進める中、移籍金800万ユーロ(約10億5000万円)による最初のオファーを拒否。しかし、フランクフルトがポルトガル代表FWアンドレ・シウバを2300万ユーロ(約30億2000万円)によりRBライプツィヒへ放出していることもあり、要求額である1400万ユーロ(約18億4000万円)を上回るオファーが届くことが期待できる状況にあるとのことだ。
また、ハウゲにはウディネーゼやトリノも関心を寄せているほか、ボルフスブルクが800万ユーロ(約10億5000万円)+ボーナス400万ユーロ(約5億2000万円)によるオファーを準備しているという。しかし、フランクフルトは同選手を巡る争奪戦で優位に立っているようだ。
なお、ハウゲは昨夏にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトからミランへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで18試合、UEFAヨーロッパリーグで8試合に出場。しかし、同選手は4月3日に行われたセリエA第29節・サンプドリア戦を最後に出番が訪れていない。また、UEFAヨーロッパリーグでは決勝トーナメントにおける登録メンバーから外れていた。
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