バルセロナのスペイン代表MFペドリは、EURO2020での戦いを終えた後に東京五輪に臨むことについて言及しているようだ。5日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在18歳のペドリは、現在スペインA代表の一員としてEURO2020に臨んでおり、グループステージ全3試合と決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦でフル出場。そして今月2日に行われた準々決勝・スイス戦でも先発出場を果たし、チームのベスト4入りに大きく貢献している。
その中、スペインサッカー連盟(RFEF)は6月29日に東京五輪に臨むスペインU24代表のメンバーを公式発表。ペドリやバルセロナのDFオスカル・ミンゲサなどタレントを多く招集している。これに対して、バルセロナはEURO2020と東京五輪の両大会参加による疲労蓄積を避けるためにも、ペドリの東京五輪メンバー除外を求めたものの、RFEFはこれを却下していた。
ペドリ本人は東京五輪への参戦について「オリンピックのメンバーリストが発表される前から、ルイス・デ・ラ・フェンテ監督は僕に話をしていたね。僕としては、ただ単純にプレーすることが大好きだし、コンスタントに(公式戦に)出場できている状況が幸せだよ。これまで多くの試合に出場しているし、バルセロナの見解も理解している。だけど、十分に休息をとって戻ってくるとバルセロナには伝えたいね」と語った。
なお、スペインU24代表は7月17日にノエビアスタジアム神戸で日本代表との強化試合を行った後、グループステージでエジプト代表、アルゼンチン代表、オーストラリア代表と対戦する。そして東京五輪男子サッカー競技の決勝は8月7日に組まれており、1週間後にはラ・リーガ2021/22シーズンの開幕を控えている。
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