マンチェスター・ユナイテッドはスタッド・レンヌに所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマビンガの獲得レースで優位に立っているようだ。5日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在18歳のカマビンガは、2019年にレンヌとトップチームへ昇格。2019/20シーズンにリーグアンで24試合に先発出場するなどブレイクを果たすと、今季もUEFAチャンピオンズリーグで4試合、リーグ戦で28試合に先発出場するなど、欧州屈指の有望株として名を馳せている。また、昨年9月に開催されたUEFAネーションズリーグ・クロアチア戦でフランスA代表デビューを果たすと、先日には東京五輪に臨むフランスU24代表に選出。しかし、レンヌが招集を拒否したことにより、メンバー外となっている。
レンヌはカマビンガとの契約を来年6月まで残しているが、クラブは来夏にフリーでの流出を避けるため、3000万ユーロ(約39億)以上のオファーが届き次第、放出に応じる構えを見せている。
カマビンガにはマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示しているほか、レアル・マドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)も関心を寄せている模様。しかし、レアル・マドリードとPSGは同選手獲得の優先度が低いものとみられることから、マンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性が高いようだ。
なお、現時点ではクラブ間交渉が行われていないが、レンヌ首脳陣は他クラブからコンタクトに応じるものとみられる。今後フランス代表の主力を担うだけのポテンシャルを兼ね備えているカマビンガは、プレミアリーグへ舞台を移すことになるのだろうか。
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