東京五輪の日本代表DF冨安健洋を巡っては、アタランタとトッテナム・ホットスパーが争奪戦を繰り広げているが、ここにきてマンチェスター・ユナイテッドも同選手の獲得にむかう可能性があるようだ。2日、英メディア『デイリー・スター』が報じている。
同選手はボローニャとの契約を2024年6月まで残している。しかし、昨夏以降にミランやバイヤー・レバークーゼンなど複数クラブから関心を寄せられると、2020/21シーズン終了後にアタランタとトッテナムが獲得に乗り出している。また、先日にはアタランタが年俸130万ユーロ(約1億7000万円)による4年契約で選手サイドと合意に達したと報道。一方、トッテナムは移籍金1500万ユーロ(約20億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)という条件でオファーを提示したが、ボローニャに却下されていた。
一方、マンチェスター・ユナイテッドはレアル・マドリード退団が噂されるフランス代表DFラファエル・バランの獲得に乗り出している。しかし、バランが週給40万ポンド(約6200万円)を求めていることが獲得実現にむけて大きな障害となっている模様。そのため、マンチェスター・ユナイテッドはバラン獲得が失敗に終わった場合の代替候補に冨安健洋を含めているようだ。
なお、マンチェスター・ユナイテッドは今月に入って、ボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョの獲得を確実なものにしている。プレミアリーグ制覇にむけてビッグネームの獲得に動く中、果たして冨安健洋の獲得レースに本格参戦することはあるのだろうか。
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