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浦和、ファブリシオがポルティモネンセへ完全移籍…マウリシオはアル・バーティンへ

マウリシオ: Gettyimages

 浦和レッズは30日、ブラジル人FWファブリシオがポルティモネンセ(ポルトガル)へ、ブラジル人DFマウリシオがアル・バーティン(サウジアラビアの)へそれぞれ完全移籍することを発表した。

 2016年夏にレンタルで鹿島アントラーズ移籍を機に来日したファブリシオはポルティモネンセ復帰を経て、2018年7月に浦和へ完全移籍。公式戦通算37試合の出場で12ゴールを記録していたが、昨年8月に古巣のポルティモネンセへ期限付きで加わっていた。

 ファブリシオはクラブ公式サイトを通じて、「浦和レッズのユニフォームで戦えた、一瞬一瞬に心から感謝したいと思います。浦和のファミリー、素晴らしい友人たちから多くの学び、そして特にファン・サポーターのみなさまから受けた愛情には深く感謝しています。私と私の家族は、浦和の街と浦和レッズで本当によくしていただきました。みなさまのことは常に私の胸にとどめさせていただきます。みなさんの声援を聞くことができなくなり、日本を恋しく思ってしまいます。でもこれからも私のことも応援してくださいね。私はこれからもずっとレッズを応援しています。愛情を込めてファブリシオとファブリシオファミリーより。神様のご加護が浦和レッズと日本にありますように」とコメントを発表している。

 一方のマウリシオも過去にポルティモネンセでプレーした経験を持ち、マリティモから2017年8月に完全移籍で浦和入り。在籍4年間でクラブ公式戦通算87試合に出場し、2017年のAFCチャンピオンズリーグ制覇などクラブのタイトル獲得に貢献していた。

 マウリシオはクラブ公式サイトを通じて「浦和レッズの素晴らしいファン・サポーターのみなさまに感謝の気持ちを伝えたいと思います。世界で最も素晴らしいクラブのユニフォームを着て共に戦えたことを光栄に思います。この数年間、常にホームで戦っているような雰囲気で過ごせましたし、ファン・サポーターのみなさまの後押しにたくさん助けられました。浦和レッズのファン・サポーターは世界でも最高で特別な存在です。また、クラブのみなさまに感謝しています。浦和レッズで獲得した3つのタイトル、ゴール、勝利、みなさまと過ごした一瞬一瞬を忘れません、ありがとうございました」と感謝のコメントを残している。