パリ・サンジェルマンに所属するスペイン代表MFパブロ・サラビアが、今夏にラ・リーガへ復帰する可能性があるようだ。スペイン『アス』が報じた。
レアル・マドリード下部組織出身のサラビアは2016年夏に加入したセビージャでブレイクを果たすと、2019年夏にPSGへ移籍。加入初年度は公式戦40試合で14ゴール8アシストの好成績を収めたが、在籍2年目の今季は公式戦37試合で7ゴール4アシストと昨季のスタッツを下回っていた。
ベスト8進出を果たしたスペイン代表のメンバーとしてユーロ2020に参戦中のサラビアはここまで4試合に出場して2ゴール2アシストを記録。この活躍を受け、レアル・マドリードやバルセロナ、アトレティコ・マドリードが獲得に動く可能性があるとのことだ。
レアル・マドリードは今夏に選手を獲得する予定はないものの、PSGがサラビアを放出した場合、メインターゲットに見据えるフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得がより難しくなる可能性があることから状況を見つめ直す可能性がある模様。また、今夏にフリーでアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロら実力者をフリーで獲得しているものの、何選手か退団した場合は獲得に向かう可能性があるようだ。
そのなかでも、ウディネーゼでプレーするアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの獲得を決定的なものにしたアトレティコが次なる攻撃強化の一手としてサラビアをトップターゲットに見据えているという。同クラブは2019年夏にも同選手の獲得を目指したものの、PSGとの争奪戦に敗れていたとのことだ。
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