インテルのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロブは、契約満了による今夏退団が濃厚となっているようだ。21日、イタリアメディア『メディアセット』が報じている。
現在35歳のコラロブは、昨夏にローマからインテルへ完全移籍により加入。今シーズン開幕直後はレギュラーとして公式戦5試合で先発出場していたが、昨年11月以降は新型コロナウイルス陽性による隔離や数度にわたる負傷離脱によりコンディションが整わず、リーグ戦でわずか2試合の出場に終わっていた。
インテルとコラロブの現行契約には1年間の契約期間延長オプションが付いている。しかし、同選手はすでに今夏退団の意向を固めている模様。また、コラロブ本人はボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督とサルデーニャ島で会談を行ったことから、ボローニャが移籍先の有力候補であるという見方が広まっている。
ラツィオやマンチェスター・シティで多くの経験を積んできたコラロブにとって今季は不運な1年となったが、再びセリエAの舞台で本来のパフォーマンスを取り戻すためにも移籍を決断した格好だ。
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