ミランは今夏のマーケット期間で前線での新戦力確保を狙っているが、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKAAヘントに所属するウクライナ代表FWロマン・ヤレムチュクの獲得に乗り出しているようだ。20日、ベルギーメディア『Sportwereld』が報じている。
現在25歳のヤレムチュクは、2017年夏にウクライナ国内の強豪ディナモ・キエフからヘントへ完全移籍により加入。直近数シーズンで頭角を現すと、今季はリーグ戦で28試合試合に先発出場して17ゴールをマーク。そして今月に開幕したEURO2020では、ウクライナ代表の主力としてグループステージ2試合で2ゴールをあげるなど、好パフォーマンスを披露している。
ヤムレチュクはヘントとの契約を2025年6月まで残しているが、ミランは同選手の獲得にむけてヘント首脳陣にコンタクトをとった模様。2000万ユーロ(約27億円)の買い取りオプションが付帯された1年レンタルでオファーを準備しているが、ヘントは2500万ユーロ(約33億円)を要求するものとみられる。
なお、ヤムレチュクは身長191cmをほこり、空中戦に強いことにくわえて、センターフォワードや両ウイングなど前線で複数ポジションをこなすことが可能な選手である。ミランはスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが複数回にわたって戦列を離れているだけに、同選手の後継者を獲得したいところだ。
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