
バルセロナのDFジュニオル・フィルポはミラン移籍が噂されているが、プレミアリーグのクラブから届いたオファーを却下していたようだ。19日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
左サイドバックを本職とするフィルポは、2019年夏にレアル・ベティスからバルセロナに完全移籍により加入。昨季は公式戦15試合で先発出場していたものの、今季は公式戦18試合の出場にとどまっていた。また、バルセロナは今月にロナルド・クーマン監督の来季続投を発表。これにより、同選手は来季の構想から外れているものとみられる。
フィルポとバルセロナの現行契約は2024年6月まで残っている。その中、ミランは昨夏と今冬のマーケット期間で同選手のレンタルによる獲得オファーを提示したものの、いずれも却下されていた。しかし、ミランはフィルポ獲得にむけてバルセロナ首脳陣との交渉を継続。両者は買い取りオプションが付いた1年レンタルにより合意に至ったと先週に報じられていた。
その中、『スポルト』はウェストハム・ユナイテッドをはじめプレミアリーグの複数クラブもフィルポ獲得にむけてオファーを提示したものの、選手サイドがこれを却下したと主張。フィルポ本人が家族の生活面を考慮し、イングランドよりもイタリア行きを望んでいるものとみられる。
バルセロナで出場機会が限られた同選手には、セリエAの舞台で本来のパフォーマンスを取り戻すチャンスが与えられるかもしれない。
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