ユベントスを今季限りで退団したGKジャンルイジ・ブッフォンは、古巣パルマへの復帰に近づいているようだ。14日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』やイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ブッフォンは2001年夏にパルマからユベントスへ完全移籍により加入。絶対的守護神としてのみならず、チームの精神的支柱としてスクデットやコッパ・イタリアをはじめ数多くのタイトル獲得に貢献していた。同選手は2018年夏に一度ユベントスから去り、パリ・サンジェルマンへ加入する。しかし、わずか1年でユベントスへの復帰を果たすと、今季は公式戦13試合で先発出場。先月19日のコッパ・イタリア決勝・アタランタ戦でもゴールマウスを守り、タイトル獲得を成し遂げていた。
ブッフォンはユベントスとの契約期間が今月末までとなっているが、先月中旬のメディアインタビューで今季限りの退団を明言。今後については現役引退も選択肢に入れる中、現時点で白紙であることを明かしていた。また、移籍先候補にはこれまでローマやアタランタ、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のベンフィカがあがっている。くわえて先日には、本人が出場機会を求めていることもあり、バルセロナからのオファーを拒否していた。
その中、同選手の代理人がパルマ復帰の可能性を示唆するコメントを残している。くわえてパルマと2023年6月までの2年契約を結ぶことが濃厚であると、今週に入って複数メディアが伝えている。
これまでユベントスやイタリア代表でタイトルを獲得してきたブッフォンだが、プロキャリアをスタートさせたパルマで現役を終えることになるかもしれない。
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