日本代表MF久保建英にスペイン3クラブが獲得希望か。来季もレンタルが濃厚に

　レアル・マドリードからヘタフェにレンタル移籍中の日本代表MF久保建英に対して、ラ・リーガの3クラブが獲得を希望しているようだ。スペイン『ラソン』が報じた。

　2019年夏にFC東京からレアル・マドリードへ加入した久保はマジョルカ、ビジャレアルへの武者修行を経て、今年1月にレンタルでヘタフェ入り。公式戦17試合の出場にとどまっているものの、16日に行われたラ・リーガ第37節のレバンテ戦ではクラブを残留に導く決勝ゴールを記録していた。

　その久保はカルロ・アンチェロッティ監督が復任したレアル・マドリードでの居場所がないため、来季もレンタル移籍で経験を積むことが濃厚だという。そうしたなか、レアル・ベティスと来季のラ・リーガ昇格が決定しているマジョルカとエスパニョールが日本代表MF獲得を希望しているようだ。

　そのなかで、2019-20シーズンにレンタルで加入し、攻撃の中心を担ったマジョルカでプレーすることが最も魅力的だと『ラソン』は主張。また、エスパニョールに関してはスペイン代表MFマルコ・アセンシオやスペイン人MFルーカス・バスケスとの取引した過去もあり、レアル・マドリードと良好な関係を築いているとのことだ。
　
　最後に昨夏にも獲得を目指したレアル・ベティスは、久保自身がビジャレアル移籍を選択したものの、今夏に再トライするという。スペインで一定の評価を受ける久保がどのような決断を下すのか注目が集まる。