Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌FWアンデルソン・ロペスが中国移籍へ!クラブ間合意と現地メディア報道

北海道コンサドーレ札幌のアンデルソン・ロペス(写真右) 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するブラジル人FWアンデルソン・ロペスに中国移籍の可能性が浮上しているようだ。2日、中国大手メディア『新浪』が報じている。

 アンデルソン・ロペスは2019年に韓国KリーグのFCソウルから北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍により加入。昨季は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりブラジルからの入国が7月下旬にずれ込んだものの、公式戦27試合に出場し10得点をマーク。そしえ今季はJ1リーグ開幕節・横浜FC戦で先発出場しゴールをあげると、チームが負傷離脱者を抱える中ここまでリーグ戦14試合で先発メンバーに名を連ねている。リーグ戦でのゴール数も「12」と川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアンとともに得点ランキング首位に立っているが、直近のリーグ戦2試合はベンチ外となっている。

 その中、『新浪』は中国スーパーリーグの武漢足球が同選手獲得で北海道コンサドーレ札幌と基本合意に至ったと報道。移籍金は300万ユーロ(約4億円)にのぼるものとみられるほか、両クラブによる交渉は最終段階に入っているとのことだ。

 昨季の最終節・浦和レッズ戦直前にブラジルメディアのインタビューで「このクラブの歴史に自分の名前を残すことが最大の目標」と語っていたアンデルソン・ロペス。前線の主力としてミハイロ・ペトロヴィッチ監督から確かな信頼を寄せられているが、今シーズンなかばでクラブに別れを告げることになるのだろうか。