アーセナルのスイス代表MF グラニト・ジャカは今夏ローマ移籍に噂が飛び交う中、自身の去就に言及した。30日、スイス紙『ブリック』が報じている。
現在28歳のジャカは、2016年夏にボルシア・メンヒェングラートバッハからアーセナルへ完全移籍により加入。プレミアリーグ挑戦1年目から公式戦39試合に先発出場するなど本来のパフォーマンスを発揮すると、2018年にはスイス代表の一員としてFIFAワールドカップ・ロシア大会のピッチに立っていた。また、今季も公式戦42試合で先発メンバーに名を連ねるなど、コンスタントな出場機会を得ているが、アーセナルは同選手を今夏の放出候補に含めたと伝えられている。
同選手はアーセナルとの現行契約を2023年6月まで残しているが、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任したローマへ移籍する可能性が報じられている。これについてジャカ本人は「もちろん、その噂は把握しているよ。だけど、今はスイス代表に100%集中している。アーセナルのことや移籍の噂よりもスイス代表での活動の方が重要だからね。(移籍が実現する)その時が来たら、移籍について話すだろう」と語っている。
また、来季からローマを率いるモウリーニョ氏について問われると「モウリーニョはタイトルを勝ち取る方法を熟知しているね。誰もが彼自身のことや彼の成し遂げてきた偉業を理解している」と好印象を抱いていることを明かした。
ローマ移籍へ興味があることをほのめかしたジャカだが、果たして自身のキャリア初となるセリエA挑戦は実現するのだろうか。
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