レアル・マドリードに所属するベルギー代表FWエデン・アザールに対して、ローマ移籍の可能性が浮上した。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。
2019年夏にチェルシーから夢と公言していたレアル・マドリードに移籍金1億ユーロ（約132億9000万円）で活躍の場を移したアザール。だが、加入以降は負傷離脱に苦しむと今季も全公式戦で896分の出場にとどまり、期待外れに終わった。
そのアザールは今夏にレアル・マドリード退団を希望しているとみられている。大金を費やした同クラブもベルギー代表FWの売却に前向きとも報じられるなか、恩師であるジョゼ・モウリーニョ監督の就任が内定しているローマが去就不透明のアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンに変わる攻撃の核としてレンタルでアザールの獲得を希望しているという。
年俸1500万ユーロ（約19億9000万円）を受け取っているアザールに対して、ローマは年俸400万ユーロ（約5億3000万円）を支払い、残りをレアル・マドリードに補填してもらいたいと考えているとのこと。同選手はチェルシー復帰を希望しているとも報じられるなか、恩師のもとで再起を図ることはあるのだろうか。
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